作業用バン・熱交換装置アッパータンク割れの応急処置
いつも大変お世話になっております、アップルホームの関口でございます。
工具が大好きな不動産屋社長のブログでございます。
工具や道具の世界には、地域や業種によって異なる場合もございますが、私なりの工具の紹介をさせていただければと存じます。
何卒お付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
今回は工具紹介ではなく、普段工具や道具を積んで、走り回る貨物車のキャラバン!
ラジエターの上部タンクからリザーバータンクへと繋がるパイプが破断してしまった場合の簡易的な、応急処置をご紹介いたします。
エンジンオイル交換時に、冷却水の匂いがする事で気づく事ができました。
下写真、赤丸の部分はリザーバータンクへ繋がるパイプが突起しておりました。

冷却水は、エンジン内部よりエンジンを冷却することにより、オーバーヒートさせない役割があります。
この部分が開放されると、冷却水が循環する事ができず、このまま走ると必ずオーバーヒートでエンジンが壊れてしまいます。
つまり、身動きが取れなくなってしまいました。

25年くらい前より、車のラジエターは、上部(アッパー)タンクと下部(ロア)タンクが樹脂製になっており、クラック等で冷却水漏れする事がよくあります。
こちらのキャラバンも多く事例があるようです。
しかしながら、今走れないのは凄く困る・・・
ということで、部品が届くまで応急的に(寒い時限定)走れるようにしよう!という事で・・


一番好きなのは、クイック5ですが、ちょうど品切れで、
仕方なくクイックメンダーを使用します。
主材と硬化剤を混ぜて使いますので、よーく撹拌しなけれ
ばなりません。




強く締めすぎては、またアッパータンクに新たなクラックができる可能性がございますので、あくまでもメクラ栓が抜けない程度に。
このパイプは、冷却水のキャビテーションによる気泡を逃す役割も果たしますが、メクラ栓で行き止まりになりますので、この部分に当然空気がたまります。
エンジンの高回転やアイドリング等、冷却水の温度が上がらないように、新しいラヂエターが届くまで、おとなしく走る事ができます。
良い子はマネしないでね。
