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金利から鑑みた新築・中古の購入判断

新築・マンション・中古・土地の購入


先日(2025年1月24日)に、予定通り日銀政策金利を0.25%から0.5%に引き上げることを決めました。
住宅ローンを抱えるご家庭に影響が広がることが予想されます。
以下は、過去10年間変動金利が主流となっていた為、変動金利を主体に、カンタンに説明させていただきます。

低金利だった!について


つい半年前までは、弊社でのお客様の組む住宅ローン金利は10年前では考えられない程に低い金利で実行されておりました。
0.3%台なんて当たり前の世界でしたね。
しかし、各金融機関の店頭表示金利は、2009年から2024年までは2.475%だったです。
「いやいや僕0.5%だったよ!」と言ったことと思われますが。

営業マン「お客様の内容ですと一番低金利は◯△銀行にて0.5%でご案内できます」

と言われ、

お客様:「そうですか、わかりました」

と言った流れで低金利で住宅を購入されたお客様も多いのではないかと思います。

しかしながら、その0.5%の金利と言うのは、金融機関が値引きしてくれていたのです。
金融機関ごとに、顧客獲得の為に値引き合戦が勃発していたのです。

実際のところ、通常の「金利から値引された金利で組めた」と言うことなのです。

そして、各金融機関の値引きも限界を迎えている状況の中で、値引き幅を据え置いた状態で2024年10月より、金利が上がりましたね。
それに伴い、住宅ローン金利も上がりました。これから住宅を買う方も、もう住宅ローンを組まれている方も適応金利が上がります。


低金利の時に組んだ者勝??

フラット35等の固定金利でしたらそうです・・・
ここでは、過去10年間変動金利が主流と言える状況でしたので変動金利についてご説明します。

変動金利においては、「金利が低い時に組んだ者勝」では大きな間違えとなります。
変動金利では、住宅ローン金利が上昇すると、もちろん住宅ローン返済額も上がってしまいます。
(6ヶ月間は返済額一定でありかつ125%以上返済額が一気に上がることはありません。別記事で
ご説明します)
ちょうど、私も24歳(現在37歳)で住宅購入し13年間ずっと返済額に変化がなかったのですが、2025年1月よりなんと月々8,000円上がってしまいました。毎晩のコカ・コーラを我慢せざるを得ませんwww
そして、今回の利上げでまた半年後に同じくらい上昇することが見込まれます。

したがって、「金利が上がったから家が買えないかも」と思ってしまいがちですが、変動金利と政策金利の関係としては、皆んながイコールコンディションと言えるでしょう!

しかし、一つ確実に言えることは、金利の値引き幅が多い時に買った者勝!!とは言えますね。
金利が上がっても、値引き幅は維持したままであります。

今後もまだ変動金利が主流であるだろう。

金利が上がる上がるとは言え、まだまだ金利は低い水準にあります。
私共としては、まだまだ様子を見て、お客様に最適な金融機関(値引き幅)を見極めご提案する状況であると言えます。
または、「返済期間の支払額の見通しが、確実にわかっていた方が良い」と言う場合は、早めにフラット35等を検討するべきだと、言えるようにな雰囲気になったと感じます。

また、エンドユーザー様はもとより、不動産会社さん、そして直接お客様にご提案する営業マンのいろいろな考え方がございます。
一つの意見と思って参考にしてみてください。

ご不明な点ございましたら、何なりとご質問・ご相談をお申し付けください。

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